伝統サウナ、ハマム @モロッコ

フィンランドに続き、スウェーデンもNATO加盟を決めました

ロシアは報復としてフィンランドへのガスの提供をストップ

スウェーデンはロシアからガスを買っていないので、どんな報復がくるのでしょう

中立の立場からNATOの加盟を否定していたスウェーデン

核兵器を使わない意思からNATOの加盟を否定していたスウェーデン

よく考えたわけじゃなく、焦って決めたようなNATO加盟

スウェーデンは今後どう変わっていくのでしょうか

北へ向かう渡り鳥

さて、私はスウェーデンに来るまでサウナが苦手でした

が、スウェーデン人はサウナが好き

今では誘われれば「そーねー、いこっかー」くらいにはなってきました

ですが、これが旅先となると話は違ってきます

モロッコにはモロッコ式サウナというものがある

そう聞けば行かないわけにはいきません

右が男性用、左が女性用

入り口が全く入り口に見えない(笑)

ツーリスト向けではない、地元民に愛されているハマムの入り口はこんな感じ

他のハマムはモザイクタイルで男、女、とか書いてあったりもしました

入り口を通ると料金を支払う場所です

入浴料12DH(1ディルハムは約1ユーロだったので、145円くらい?)

そして中に入ったらすぐ脱衣所

ハマムの脱衣所にもネコ(笑)

服を脱いで、持ってるカバンに全部つっこんで、荷物を預けます

帰りに荷物を見てくれていた人に1~2DH払います

サウナ内に持ち込むのはこちら

右上から時計回りに

ブラックソープ
石鹸
シャンプー
アカスリ手袋

これプラス

バスタオルとヘアブラシ

ゴマージュ(身体を洗ってもらう)をお願いする場合は荷物を預ける時に告げ

40~50DH払います

ゴマージュ、おすすめです

自分でもできるけど、一度はやってもらうといいかな

モロッコ式サウナとはどんなのかというと

湯ぶねなし

完全に仕切られているわけではない3つに分かれた温度の違うサウナ部屋

まずは中に入ったら、ひとつめの部屋(?だったか3つ目だったか忘れたけど、一番熱い部屋)で身体を温めます

10分くらい座ってじっくり温めます

二番目のサウナ室

その後真ん中の部屋に移動し

大きな桶にお湯を入れ、そのお湯を使って全身を洗います

私はゴマージュをお願いしていたので
床に座るようの薄いマットのようなものを渡され
自分の好きな場所を陣取ります
桶にはお湯をはってくれていたので、それも引きずって移動させます

全身に手桶でお湯をかけ
ブラックソープというアフリカの黒い石鹸を塗ります

ブラックソープは1回のハマムで手のひらにのるくらいの量しか使いません
スパイス薬局で買う時はそれくらいで十分

全身を濡らしながらブラックソープを伸ばして塗っていきます

ブラックソープを使うと、肌がツルツルになって垢がたくさんでるようになるからね、と色んな人に言われました

塗れたかな、これでいいのかな、とゴマージュをしてくれる女性をチラチラ見ていたら
うなずいてくれたり
そばに来てお湯をかけに来てくれたり
合図を送ってくれます

まわりの人も
うなずいたりして、よし、それでいいのよ、よくやってるわよ、と無言で教えてくれます

ブラックソープが塗れたら
お湯をかけに来てくれます

全身のブラックソープを流されたらしばらく放置されます

やってきました、私のゴマージュの番が!

はじめはうつ伏せ寝から

アカスリ手袋を渡すとたくさんお湯をかけてゴシゴシこすってくれます

韓国のアカスリが好きです

2018年にアメリカはロサンゼルスに行ったときも
わざわざコリアンタウンに行ってチムジルバンでアカスリをしました

が、モロッコのゴマージュででる垢の大きさよ(笑)

今までの比じゃない(笑)

続いて仰向け寝

尋常じゃない垢の量(笑)

続けてあぐら/お姉さん座りで、おばさんと向き合います

脇の下までゴッシゴシ

まさにアカスリ手袋のパッケージのように洗われます

顔もあごの下もこすられます

そして背中を洗われたら
お湯をどんどんかけられます

アカスリが終わったら、持ってきた石鹸で自分で身体を洗います

すると、

これは予想していませんでしたが

シャンプーをしにやってきてくれます

2度か3度しっかり洗ってもらえます

誰かにお風呂場で頭を洗ってもらうなんていつぶり?

この人は私のお母さんなのか?

と勘違いしそうになります

全部洗い終わったら

隣のサウナに移動してこれまた10分くらい身体を休ませます


どのサウナの部屋も見た目は同じ

二番目から三番目に続く入り口

身体が温まったり、やることがなくなったら出ます

服を受け取って

しっかり拭いて

さあ、出るか!

と思ったら脱衣所で晩ごはんを作っていたおばさんたち(ゴマージュをしてくれた人と荷物を預かってくれた人)が、焼いていたパン(ムスンメン)をひと口分くれました

うん、うまい、とムシャムシャ食べながら
やっぱりこの人は私のお母さんなのか?と錯覚しそうに

しかし脱衣所で調理(笑)

パンもらったんだよ、とタデラクトの通訳をしてくれてた人に話すと
あぁ、あの人たちは一日中あそこで働いてるからゴハンも作ったりしてるよね、と

なんてことない日常の出来事でした

■2022年4~5月のモロッコ旅行についてはこちら↓
ミントティーの淹れ方
ラマダンのスープ
伝統左官技法、タデラクト
103匹ニャンちゃん
料理教室
ピザ寿司
バブーシュづくり
カラフルな薬局
・伝統サウナ、ハマム

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4件のコメント 追加

  1. kate より:

    こんばんは。
    サウナ好きにはたまらない!ブラックソープの香りが気になるし。そして買い方も面白かったです。

    いいね

    1. ヨハンセン より:

      お、kateさんはサウナ好きなんですねー。ブラックソープは海藻の匂いのような…

      いいね

  2. kate より:

    アイハーブのサイトで売ってるので買ってみますね!ベトナムの薬草風呂やタイのハーバルサウナに入ってみたいです。異国のサウナって良くわからないし観察しちゃいますね!

    いいね

    1. ヨハンセン より:

      ベトナム行ったのに薬草風呂の存在知りませんでした!次回行ったら入ろうっと。タイのハーブサウナは炊飯器でハーブを煮出す、とあったのでスウェーデンでも出来そうな…でもわが家はサウナ持ちではないし… これも次回タイに行った時に研究してこよう!

      いいね

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