育てる。もやし編

毎日雪が降っているエーランド島。

スウェーデンとはいえども、南の島、エーランド島。

イメージとは違い雪があまり降りません。

そして降ってもそんなに積もりません。

15cmも積もれば雪国気分(笑)

さて、今年の抱負のひとつにモヤシを上手に育てられるようになる、というのがあります。(私の抱負はだいたいどうでもいいものばかり)

緑豆(スウェーデン語ではmungbönor)を水にひたして、水をきって暗いところに置くだけです。

が、水にひたす回数が少なかったり、水きりが悪かったりすると茶色くなってしまったり。

暗いところに置くので存在自体を忘れたりしてダメにしたり。

簡単という割には面倒、と思っていたモヤシ栽培。

スウェーデンに来てからずっと使っていなかったoxoのサラダスピナーが栽培にぴったりだと気付きました。

ボウルとザルが一緒になったサラダスピナー。

スウェーデンのサラダパックは洗ってあるのでそのまま食べれます、というものがほとんど。

そしてわが家はハイドロポニックス(水耕栽培)でサラダを室内栽培。

サラダを洗うことがなくなりました。

そんな無用の長物となったサラダスピナー、モヤシ栽培に使います。

1)緑豆を一晩水に浸す

2)キッチンペーパーを敷いたサラダスピナーのザルに緑豆をのせ、水切り。濡らしたキッチンペーパーを緑豆の上にもかけておきます。サラダスピナー全体を黒い布で覆っておく

3)キッチンのベンチの上に置いて、キッチンを使う度に水をかけ流す

4)わが家では6日を超えると色が変わってきてしまうのでその前に終了。もやしの長さは長くて3~4cm。

週に一度はモヤシの日。

勝因はすぐに手が届くキッチンベンチにおいておいたことだったようです。

今年、すでに4回成功。

作れば作るだけ成功。

ただ、緑豆の皮を取るのがけっこう大変。

みんなどうしてるんだろう…

モヤシと云えばベトナム料理のバインセオ。

ずっとオムレツだと思っていたバインセオ、実は米粉とココナッツミルクにターメリックで色付けされたものでした。

え、あんなに何度も食べてたのに、卵じゃないって気づかない私ってどうなの…

自分の味覚を心配しつつ、ベトナム料理の日本レシピをスウェーデンで再現。

米粉、水、ココナッツミルク、ターメリックを混ぜて…

え、もったりしてるけど大丈夫か?

フライパンに生地をのせると伸びもしない。

一応焼いてみるものの、裏返すこともできないくらいモロモロと崩れる。

水分量を増やしてもモロモロ。

モヤシができるのは週に一度。

失敗して、レシピを変えて、失敗して、レシピを変えて、失敗。

あまりに失敗するので、卵でなんちゃってバインセオを作った。

ダメだ、あまりにも卵だ。

自分は騙せない。

スウェーデン在住の料理好き先輩に助言を求めると、スウェーデンの粉を使って日本のレシピを作る時は水分量注意とのこと。

で、やってみました。

大幅に水分量を増やしてみました。

なんならシャバシャバくらいに。

できた。

4回目にして成功。

長かった。

モヤシができるまで1週間待って、やっとできたモヤシをパーッと使って失敗を繰り返す。

成功を祝して乾杯までするほどうれしかった(笑)

これでやっとモヤシを他の料理に使えます。

■植える、育てるシリーズはこちら↓
スウェーデンで田植え 陸稲編 その1)芽がでた
ソバを育てる
植える。パイナップル編
育てる。バナナ編
植える。マンゴー編
植える。キウイ編
植える。山芋編
・育てる。もやし編

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