今日はエイプリルフールです
スウェーデンではフェイクニュースが増えてしまったから、という理由でいろんな企業がエイプリルフールをしない方向に
地元の新聞社とかはきっとやるだろうな…
週2回発行だし、常に記事に困ってるしね(笑)
さて、友達と口癖について話していました
友達は彼女の云う「Ojdå!(オイド)」という口癖を聞くとドキッとするそうです
Ojdå!(オイド)というのは
日本語にすると「あちゃー」とか「あらら」みたいな感じ
失敗して驚いた時なんかに使います
友達の彼女が「Ojdå!(オイド)」を使う時は料理の失敗の時が多いそうです
小さじと大さじ(またはカップ)を間違えたり
砂糖と塩を間違えたり
結構取り返しのつかないことをした時にでるんだよね、と
口癖とはちょっと違うんだけどね、と私が話したのは旦那さんの使う言葉
旦那さんが電話に出るときにしょっちゅう使う「Hallåja/ハッロヤ」
ヤで上にあがるようなイントネーションです
スウェーデン語でも英語と同じようにハローを使います
綴りはちょっと違って、Hallå
イントネーションも語尾が上がる感じです
でもそれにヤをつけるってのが意味がよくわからない
そして他に誰も使っていない
この間気になって旦那さんに聞いてみました
すると
ストックホルム症候群で有名な事件の犯人が使っていたと
え?
1973年にストックホルムで起きた銀行強盗の人質立てこもり事件です
約6日に渡って銀行強盗に監禁された人質たち
次第に犯人に好意的な印象を持つようになり協力までし始めた
その心理現象をこの事件からストックホルム症候群と呼ぶようになりました
で、その犯人が立てこもり中に警察が電話をかけました
犯人が電話に出たときの第一声が「Hallåja/ハッロヤ」
えええええー!
音声をYouTubeで探して聞いたけど、まぁ犯人の気軽な感じなこと
銀行強盗して人質をとって立てこもっている最中とは思えない感じでした
が、
が、
が!
なぜそれを選んで使う?
うちの旦那さん、ちょっと変な感性を持ってるんだけど、なんでそれを選んだ?という話でした
すると!
友達がそれを聞いて思い出したようです
「ナイキのキャッチコピーの『Just do it』は何から来てるか知ってる?」
と聞かれました
あのポジティブに背中を押されるような言葉だよね?
いや、知らない…
強盗殺人犯の死刑囚の死刑執行の時のこと
看守が聞きました
「最後に何か言い残すことはあるか?」
死刑囚の答えは
「さっさとやれよ/Just do it」
調べると正しくは「Let’s do it」と云ったそうですが、そこからインスパイアされてキャッチコピーにしたそうです
そうか…
ちょっとだけ救われたような、そうでないような…
そしてこの話はエイプリルフールなのか、そうでないのか…
ふふふ…
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コメントはグーッと下がった色の違うところからどうぞ ↓
ほんと?かな?
でも聞いて得した気分です。
ありがと。
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全部ほんとです!
知らないことっていっぱいあって面白いですよね。
こちらこそ、コメントありがと、です。
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